2019年9月、3泊4日でEarthmanship School全体を学ぶ学校(初秋)に参加してきました。
今回のテーマは「水」でした。
7月と同じ川に入り、ケアすることで水の流れが生まれてくる体験をしました。
川は森の中にあり、9月とはいえヒンヤリと涼しく感じます。
20度くらいの傾斜地でしょうか。
7月にきれいにしたところに枝や葉が落ちて、川の流れが途切れ途切れになっています。
みんなで枝や落ち葉を取り除いていきます。
ねっとりしたアクも取り除いていきます。
徐々に川の流れが地表に現れ、そして地下に戻っていきます。
「蟹の惑星」というドキュメンタリー映画監督の村上浩康さんも参加されていたのですが、村上さんがメスの蟹を見つけ手の上に載せると、ちょうどおなかから数匹の子ガニが出てきました。
Earthmanshipを主宰している岡田さんによれば、空気の流れが生まれると水も動くようになるとおっしゃいます。
川の流れを取り戻すには、まず空気が通ることが必要だそうです。
川の周りを囲んでいる木の枝葉を刈り取ってやると確かに風が吹き上がってきます。
水が流れ、トンボも川の方まで飛んでくるようになります。
話は変わりますが、中医学でも「血」が体をめぐるのは「気」の働きによるものだと教わりました。気が血を体に巡らせているという身体の見方をしているそうです。
クラニオのセッションでも、クライアントに触れて静かに待っていると急に体が軽くなり、クライアントの身体に呼吸が通りやすくなるように感じる瞬間があります。
あるいは、呼吸そのものに感じる時もあります。
これの状態をクラニオではニュートラルと呼んでいます。
機会があれば、人体のニュートラル、全身に気が通った状態をご体験ください。