最近、愛着理論の本を読みなおしているのですが、情緒を調整するには自分で調整する「自己調整」と他人との間で調整する「協働調整」というものがあるそうです。
辛いことがあったときに、一人で心を落ち着かせるのが自己調整、誰かに聞いてもらって心を落ち着せるのが協働調整でしょうか。
愛着理論によると、安定型の方は自己調整と協働調整がバランスよく使えます。変化への対応が柔軟で、選択肢が多いといえます。
一方、不安定型の方は自己調整と協働調整喉力一方に偏っています。
電子機器やネットワークが広まって自己調整する機会が増える一方、人と人との交流が少なくなって協働調整する機会が減っているように思えます。
「コミュ障」という言葉もあるそうですね。
クラニオセイクラルは、タッチを使ったコミュニケーションです。
セッションがうまくいったかどうかは、終わった後の顔を見ればわかります。
静かなタッチの中で共鳴が起こり、命に触れます。
言葉のいらない協働調整を体験してもらえたらうれしく思います。